頚椎骨折の治療

頚椎骨折の治療

頚椎骨折の治療

頚椎の骨折の治療は脊髄を損傷しているか、損傷していないかでまずは判断され、治療方法が変わってきます。頚椎を骨折した場合にする治療とはどのようなものなのか、脊髄を損傷している頚椎の骨折の治療はどのようにしていくものなのか、頚椎の骨折でさらに骨のずれや、脱臼などがある場合にはどのような治療をしていくものかなどを紹介したいと思います。

 

頚椎を骨折した場合にする治療

脊髄を損傷していない比較的軽症の頚椎の骨折の場合には、まず必ず首を固定する器具をつけて、安静にすることが第一で、保存療法での治療方法となります。また、骨折した後のリハビリは頚椎骨折の場合はできるだけ早めに行われる事が、とても重要視されています。どうしてかというと、まわりの筋肉が固まってしまわないようにするためです。

 

脊髄を損傷しているような頚椎の骨折の治療とは

脊髄を損傷している頚椎の骨折の治療は、呼吸の麻痺を起こしている場合には、気管内挿管などをしてきちんと呼吸が出来るようにする手術などを行います。基本的には観血的治療を行うことが多く、脊髄を損傷していると二度と再生できない箇所などもあり、後遺症が残ることがあります。

 

頚椎骨折で骨のずれや脱臼のある場合の治療方法とは

脱臼で頚椎がぐらついてしまっているような場合には、手術で治療することがほとんどです。骨のずれも手術で元に戻したりする手術が行われます。しかしこれらを手術したとしても、脊髄を損傷しているのであれば麻痺などが残る場合もあります。

 

頚椎の骨折の治療は、比較的軽い脊髄の損傷がない骨折の場合には、保存的療法で治療されることが多く、脊髄損傷がある場合には、手術などをすることにより治療していきますが、手術をしたからといって必ずしも麻痺が治るというわけではなく、脊髄損傷している場合には治らない事も多いでしょう。

スポンサーリンク