頚椎骨折の症状
頚椎骨折はとても怖い骨折で命に危険が及ぶこともある骨折と言われています。頚椎は脊椎の一番上にある部分で、頭蓋骨と接していることもありとても大切な部分です。また頚椎は椎体で構成されていますが7個あります。
頚椎骨折をした時の症状とはどのようなものなのか、頚椎骨折をしてしまう原因とはどのような事が考えられるのか、頚椎骨折の治療方法とはどのようなものがあるのか、などを紹介したいと思います。
頚椎骨折の症状とは
首に全体重などの負荷がかかることがあると、頚椎骨折が起こると言われています。症状としては、まず首の痛みを感じることが多いでしょう。また、首がうまく曲がらないといったような症状も現れることがあります。
また、頸椎の前方の部分にはのどに通じる食道や神経などがあることから、のどの痛みや首のつけ根に違和感を感じるような症状が出ることもあります。
頚椎骨折をする原因としてはどのような事があるのか
車などに乗っていて後ろから追突されたような時に起こる、首が前に強く押しだされたようになった状態をむち打ちといいますが、頚椎骨折はそれがもっと強く引き起こされることで起こると言われています。
頚椎骨折の原因としては交通事故で起こったり、スポーツで強い力がかかったときに起こりやすいでしょう。
頚椎骨折の治療方法とは
頚椎を骨折したら必ず固定しなければなりません。また骨折してすぐの8時間以内に、ステロイドなどを大量に投与することで、炎症を抑えることが出来るとも言われています。運動機能や感覚機能がマヒしてしまうこともあるため、頚椎骨折は一刻も早く治療を行う必要があります。
頚椎骨折は頭蓋骨部分に近い部分の骨折なので、骨折しただけで死亡ということもあり得る怖い骨折です。
保存的療法では必ず固定が必要となり、脊髄が損傷しているような場合には手術が必要になるケースが多いでしょう。
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