骨折非観血的整復術の算定
骨折非観血的整復術の算定はどのように算定されているものなのか詳しく知っておきたい人もいるでしょう。
骨折非観血的整復術の算定はどのように算定されているものなのか、骨折非観血的整復術の算定をして他に算定できるものはあるのか、骨折観血的整復術と骨折非観血的整復術とはどのようなところが違うのか、などを紹介したいと思います。
骨折非観血的整復術の算定について
骨折非観血的整復術の算定は、骨折した箇所によって点数が変わってきます。上腕、大腿部、肩甲骨の骨折の場合であると算定できる点数は1.600点。前腕、下腿の部位の骨折ですと算定は1.780点。手、足、膝蓋骨、鎖骨、その他の骨折の場合には、1.440点算定をすることが出来ます。
骨折非観血的整復術を算定した時に他に算定できるものとは
骨折非観血的整復術の算定をした時には、他にギプスを使用している場合にはギプス料を別の算定として算定することが出来ます。また、ギプスをつけられないような場合に徒手整復のみであっても、骨折非観血的整復術により算定することが可能です。さらに副木を使用した場合も別に算定可能です。
骨折観血的整復術と骨折非観血的整復術の違いは
骨折観血的整復術とは、皮膚を切開して骨折したところをボルトで固定する方法と、皮膚は切開しないでピンなどで固定する方法などがあり、どちらも骨折観血的整復術の算定が出来ます。骨折非観血的整復術は血を見ない手術ということで、外来で整復をしてギプスをすることだけでも算定されます。
骨折非観血的整復術の算定は普通にギプス固定をしただけで算定されるので、手術などしていないのになぜと思う人もいるようですが、血液を観ないでの整復術での算定となります。
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