粉砕骨折とは
粉砕骨折とはその名前の通り骨が砕けてしまう骨折の事です。骨が弱くなっている骨粗鬆症の人や、スポーツ時に大きな衝撃が外部から加えられた場合に起こります。粉砕骨折とは骨が粉々に砕けた事を指します。
通常の骨折とは、骨が折れてズレてしまったり、ヒビが入ってしまったり、剥がれてしまったりというものですが、強い衝撃によりいくつかに砕けてしまったものの事を言います。いわゆる亀裂が入るのですが、横から入っている亀裂であれば横骨折、斜めに亀裂が入っているのであれば斜骨折、らせん状なららせん骨折と分けることが出来ます。
足を例にとってみると、足には多くの血管があり骨折により痛みを伴います。これは近くにある神経を刺激して痛みや炎症を起こします。当然、動かすことで痛みは増強しますし骨折した部分は周辺まで腫れあがります。スポーツ以外で言うと、交通事故のような大きな衝撃が加わる事により、粉砕骨折が起こる可能性があります。
また、通常よりも骨密度が低い骨粗鬆症等の人も結果的にはそれほど強い衝撃ではなくても、粉砕骨折を起こしてしまう可能性があります。
基本的にはレントゲンによって、診断名が下されます。
粉砕骨折の治療方法
粉砕骨折の疑いがある場合の応急処置としては、患部を木材などの板を使って固定をします。木材の内側にガーゼの様なものを会って出来るだけ患部を動かさないようにして診察を受けます。地用としては骨折している部分を、正常につなぎ合わせる手術をします。1階でつなぎ合わせることが難しい為、複数に分けて繋ぎ合わせることが多いです。
骨折の中でも重傷な骨折に当たり、治療後も後遺症が残る可能性もあります。特に亀裂が多く生じる粉砕骨折は後遺症が残る可能性が高く主な症状には骨折部分の痺れ、痛み、骨の変形、感覚の鈍り、可動域が狭くなるなどもあります。
※粉砕骨折についての詳細は、カテゴリー「粉砕骨折」を参照
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