鎖骨骨折の手術後
鎖骨骨折は保存療法をすることが多いですが、骨がバラバラに骨折してしまったような場合には、手術を行います。鎖骨骨折の手術後はどのようなリハビリを行うことが多いのか、鎖骨骨折をして手術をした場合にはどのくらいの入院期間が必要なのか、鎖骨骨折で手術をした場合にプレートを入れた場合にはプレート除去手術を行うのか、などを紹介したいと思います。
鎖骨骨折の手術後のリハビリとはどのようなものなのか
鎖骨骨折の手術が行われたら、できるだけ早いリハビリをした方が良いとされていますが、骨がくっついていない状態で無理に動かしてしまうと、後遺症が残ってしまうようなこともあるため、無理しないように始める必要があります。
もちろん医師の許可が出てから始める必要があります。可動域を広げていくようなリハビリをすることが多いですが、最初は可動域が90度以下になるようなリハビリからスタートすると良いでしょう。
鎖骨骨折の手術で必要な入院期間とはどのくらいか
鎖骨骨折をして手術が必要な場合には入院が必要となってきます。麻酔は全身麻酔で手術は行われるため体の回復も大切です。他の骨折に比べて鎖骨骨折の手術は特に歩けないというわけではないため、思ったよりは入院期間も短いことも多く、早いと3日間くらいで退院できる場合もあります。骨折の内容によっては一カ月くらいの入院期間が必要なケースもあります。
鎖骨骨折での手術でプレートを入れた場合の除去手術とは
鎖骨骨折の手術でプレートを入れた場合には、数カ月後に除去手術が必要となります。プレートは骨がくっついた後には入れておくとデメリットしか出てこないので除去します。ずっと入れっぱなしにしていると、金属探知機で引っかかったりMRIが受けられないなどの支障なども出てきます。
鎖骨骨折で手術を行った場合には、手術後にリハビリが必ず必要となります。出来るだけ無理しない範囲で早めにリハビリをはじめた方が良いとされていますが、無理しない範囲ですると良いでしょう。また手術でプレートなどを入れた場合には、数カ月後に除去することがありますが、年齢などで再手術が困難となるような場合には行わないケースもあります。
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