背骨の骨折とリハビリ
背骨の骨折は高齢者にとても多い骨折となっています。骨密度の低下から骨粗しょう症などを引きおこすことで起こりやすくなり、男性よりも女性に多い骨折とも言われています。背骨の骨折をした時のリハビリとはどのようなリハビリを行うものなのか、退院後はどのようなトレーニングをしたら良いのか、負担の少ないリハビリとはどのようなものがあるのか、などを紹介したいと思います。
背骨を骨折した場合のリハビリとは
背骨を骨折してまだ安静期のリハビリでは安静にしなければならないことが目的なのでコルセットなどを付けて患部を固定します。しかし何もせずに毎日生活していると筋力などが低下してしまい、余計に骨がもろくなってしまうため、ベッドサイドで出来る予防のトレーニングなどを行います。その後症状が落ち着いてきた2〜4週間くらいの時期では、体を曲げるなどの動作は制限されますが、筋力トレーニングや歩行のリハビリは行っていきます。
背骨の骨折での退院後のトレーニングやリハビリについて
退院した後も家などで出来るトレーニングやリハビリは毎日していくと良いでしょう。ストレッチや筋力を付けるトレーニングはきちんと完治させるためにも必要な事です。高齢者などは体を動かすこと自体難しいこともあるためリハビリが困難になることもありますが、何もせずにそのままいると筋肉が固まってしまったり、動かせなくなってしまったりすることもある為、出来る限りのことはした方が良いでしょう。
負担の少ないリハビリとは
リハビリといっても筋力を付けるものだけではありません。体に負担の少ないリハビリで呼吸運動で出来る方法があります。
ただ呼吸するだけでリハビリ?と思われがちですが、立派に筋力トレーニングとなります。
呼吸方法は鼻から息を吸って口から吐くだけの方法ですが、吐く時には息を最後まで吐き切るようにして、お腹に力を入れてするようにしましょう。
背骨の骨折のリハビリはなかなかコルセットなどを付けている時には難しいと思う人もいるでしょう。
何もしないでいると筋力が低下してしまうため、毎日少しずつでも出来ることをしなければなりません。
簡単な呼吸方法でもリハビリになりますので、毎日続けることできちんとした効果が出るのでお勧めです。
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