大腿骨転子部骨折とは
大腿骨転子部骨折とはどのような骨折なのでしょうか?大腿部転子部骨折の治療とはどのような治療なのでしょうか?大腿部転子部骨折のリハビリとはどのようにしていくものなのでしょうか?
大腿部転子部骨折とはどんな骨折なの?
大腿部転子部骨折とは、高齢者に特に多い骨折で、転子部とは触ることが出来る外側に出っ張って出ている部分のことをいいます。そこが骨折してしまう骨折のことを大腿部転子部骨折といい、高齢者が転倒することが原因で起こることが多くなります。
高い段差に引っかかり転倒することもありますが、少しの段差で転んでしまい大腿部転子部骨折になる可能性もとても高いです。
大腿部転子部骨折の治療はどんなものなの?
大腿部転子部骨折はいくつかの種類に分けることが出来ますが、基本的には手術で治療することが殆どです。
手術方法には、ガンマネイル法というものと、CHS法というものがあります。どちらも股関節を新しくする治療ではなく、骨を固定することによる手術なので、手術が終わった後には荷重をすぐにかけることが出来るというメリットがあります。
大腿部転子部骨折のリハビリとは?
手術をした後にわりとすぐ次の日からリハビリをしていくことになります。まずはベッド周り中心でリハビリを行い、痛みが少しになっていったら次の段階に移ります。車椅子を使用したり、近くまで移動できるようなリハビリを行っていきます。そして歩行が出来るようなリハビリに移って行きます。
大腿部転子部骨折は高齢者に多い骨折なので、リハビリをしてきちんと歩行できるようにしていくことが大切になります。大腿骨の骨折は命にかかわることもある骨折なので、体力が落ちないように色々と配慮していくことが大切になります。
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