骨折は完治するのか

骨折が完治するまでの期間

骨折にもさまざまな種類があり治療期間が異なってくるため、完治するための期間というのも当然異なってきます。

軽い疲労骨折という事であれば、個人差はありますがほとんどの場合２～３週間の安静で症状は緩和します。疲労骨折の場合でいうと、スポーツ競技選手が多いので、1か月程度のリハビリ後をしたのちに半後を目安に競技復帰という事を考えると完治するまでには約2か月程度はかかります。骨折があっても、骨にずれが生じない場合には、このような方法で固定をして、骨がくっつくのを待ちます。

完治するまでの期間というのは、骨折した部位や程度によりますが、手術を伴わないものであれば完治するまでには２～3か月程度を目安にします。しかし、状況によりますので医師の診断のもと、おおよその目安というものは確認が必要です。

骨がずれてしまっている場合には、基本的には手術的治療を行います。骨折した骨を元の位置に戻して、足関節を動かしても骨がずれないようにねじやボルトで固定をします。

靱帯断裂や、靭帯が付着している場合や、剥離骨折を伴うような場合にはその場所も修復します。その後、ギプスなどで固定をしてリハビリをしますが、股関節などの骨折をして手術をした場合などは、完治にほぼ近い状態までにかかる期間が半年から1年と骨折の場所や種類によって、完治する期間や完治の度合いというのは全く異なってきます。

骨折のリハビリ期間の痛みと軽減

完治をするまでの間ですが、リハビリ期間も含め骨折した部分の固定サポーターなどを装着しておくと痛みの緩和効果が期待できます。

部位や骨折の度合いによりますが、シーネギプスの様に取り外しが可能なものもありますし、完全にギプスで固定をしておかなければならないものもあります。また、リハビリ期などにはサポーター等での簡易的な固定というのも一つの方法です。治療期間の短縮を図りたい場合には、このような固定装具の利用を検討するのも一つの方法です。

骨折は完治するのか