脊椎の骨折による後遺症
普通の骨折は骨折した箇所がきちんとくっつけば痛みなどもなくなり、骨折も完治します。しかし、脊椎の骨折は後遺症が出やすい骨折と言われています。脊椎の骨折はどのような後遺症が出ることが多いのか、脊椎の骨の中にはどのような役割があるのか、高齢者が脊椎骨折しやすいのはどうしてなのか、などを紹介したいと思います。
脊椎骨折の後遺症について
脊椎骨折をするとさまざまな後遺症が出ることがあると言われています。脊椎の椎体がつぶれてしまうと背骨自体が曲がってしまったり、することがあります。また脊椎骨折することで神経が圧迫されてしまうと、麻痺やしびれの後遺症が出ることがあります。他には背骨が曲がることで腹部が圧迫され、逆流性食道炎を引き起こしたりすることもあります。
脊椎とはどのような骨の役割があるのか
脊椎とは体の上半身を支える大事な骨です。腰椎、胸椎、頸椎、仙骨部分に分かれていて、脊椎の中には神経が通っていて、手足の運動や感覚などをつかさどる神経があるため、損傷が起こると後遺症が引き起こされると言われています。
高齢者が脊椎骨折をひき起こしやすい理由とは
高齢者は骨粗しょう症になっていることが多く、とても骨が脆くなっています。ちょっと転んだというくらいでも脊椎骨折をしてしまうことがあり、椎体がつぶれてしまうような状態になってしまうことがあります。寝たきりになってしまう事も多いため、高齢者は脊椎骨折をしないように気を付けて日常生活を送るようにした方が
良いです。
脊椎を骨折してしまうと、脊椎の中には大事な神経が通っているため、痺れや麻痺などの後遺症が出ることがあります。また高齢者はちょとした尻もち程度で転んでしまっても、骨粗しょう症などを引き起こしていることが多く脊椎骨折してしまうことがあります。高齢者はそれがきっかけで寝たきり状態になってしまうことも多い為、脊椎骨折しないように気を付けながら生活する必要があるでしょう。
スポンサーリンク